レスポンシブデザインについて

2016 1月 20th, 10:39 am

昨今、お客様からスマートフォンやタブレットの普及に伴って、スマートフォンサイトの制作依頼のニーズが増えてきております。特に2015年4月に、Googleが「スマホ対応」をランキング要因に利用することを決定し、スマートフォンに対応したサイトを構築しないと、検索順位を落としますよ、と発表したことも大きな影響を与えています。なので、少しレスポンシブで制作するメリット・デメリット等をご紹介したいと思います。

まずは、レスポンシブで制作した場合のメリットをご覧ください。
<メリット>
1.PCサイトのコンテンツや素材が使い回せる
PCサイト用に作成したコンテンツや素材をそのままスマートフォン用に使い回すことが可能となります。スマートフォン用に画像や文章を考えずに、PCサイトのコンテンツや画像を利用します。ただこの点にはデメリットもありますので後ほど説明します。

2.コンテンツを一元管理できるので、運用コストがかからない
PCサイト用の素材やコンテンツを利用することができるので、スマートフォンサイト用のコンテンツ修正、素材作成等の手間が省けます。

3.URLが統一されるのでシェアしやすくなる
PC用がSNS等でシェアされた際にスマートフォンで閲覧したとしても、同一のURLでスマートフォン用に自動で最適化されますので離脱を防ぐことが可能です。

4.スマートフォンのみではなく色々な画面のサイズにも最適化されて表示される。
例えばスマートフォンサイト・PCサイトと別で制作する際にタブレット用とまではなかなか手が回らないことが多いと思います。レスポンシブで制作する際はタブレットで閲覧されたとしてもタブレットサイズに最適化されます。スマートフォンサイト・PCサイトで制作していた場合はタブレットでサイトを見られた際はPCサイトを見せるなどの判断が必要となります。

5.制作コストをスマートフォンサイト専用で制作するよりも圧縮できる場合が多い。
制作の際はレスポンシブ用のフレームワークやテンプレートを使用して制作することが多いと思います。
そのため、フレームワーク等を利用しPCサイトを構築していれば自然にスマートフォンサイトも完成しているというような形になります。ただ、フレームワークにはクセがあり、お客様の要求に柔軟に対応すると、逆にコストがかかる場合もありますので注意が必要です。

<デメリット>
1.サイトの表示速度に影響がある
スマートフォンサイト用に表示をする為に、PC用のサイトの大きな画像を一回ブラウザで受け取り、CSSもしくはJSで小さくすることでスマートフォンに最適化します。そのためサイトが表示されるまでの時間がかかります。スマートフォンでアクセスされた場合は特定のコンテンツを非表示等で見せていない場合もありますが、ブラウザはデータを受け取っているので、同じくサイトの表示に時間がかかります。

2.デザインやレイアウトの融通が効かない
フレームワークやテンプレートを利用して制作する場合、それぞれ制約が存在します。
そのため、その制約に従いデザインやコーディング等を進めていくので、複雑なデザインのサイトを制作しようとすると融通が効かないことがあります。

3.本当にスマートフォンに最適化されて制作されているわけではない
モバイルファースト(スマートフォンの設計からPCの設計に進む)というような作り方をしない限りは、スマートフォンに完全に最適化された作りにはなりません。例えば、PCサイトの深い階層をスマートフォンサイトでも引き継ぐので、深い階層のスマートフォンサイトになってしまったり(スマートフォンには深い階層は不向きです)PCのユーザー導線を引き継ぐので、スマートフォンならではの導線設計も難しくなります。スマートフォンだけPCだけという、別々の設計がしにくくなります。

4.コンテンツに制限がかかる
スマートフォン用、PC用と別々のコンテンツ表示が難しいためモバイルには対応していないような技術の利用ができなくなります。


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